「フリーサイズ」という言葉を、一度は耳にしたことがあるでしょう。トートバッグやノベルティの靴下などには当てはまる言葉かもしれませんが、図書館システムの場合、そうはいきません。
法律、医療、政府、あるいはニッチな研究分野など、専門図書館にはそれぞれ独自の運営サイクルがあります。独自の利用者層をサポートし、専門的な所蔵を管理し、必ずしも標準的ではないワークフローを回す必要があります。だからこそ独特なニーズに柔軟に対応できるシステムを探すことは理に適っていると言えます。
あなたにぴったりのシステム
現在ご利用の ILS が、支援するよりもむしろ業務の妨げになっている――そう感じているのは、あなただけではありません。多くの専門図書館が、本来その構造や目的に適していないシステムを使用しています。プラットフォームの切り替えは気が重い作業かもしれませんが、同時に「何ができるのか」を改めて考える機会でもあります。
そこで FOLIO の出番です。
FOLIO は、モジュール型で柔軟性が高く、世界的なコミュニティにサポートされているオープンソースの図書館サービスプラットフォーム(LSP)です。弊社の実装・導入サポートにより、図書館は単独ですべてを解決する必要はなく、新しいワークスタイルを模索することができます。
他館の事例
あらゆる形態・規模の図書館が、システムの応答性とサステナビリティ向上のため EBSCO FOLIO を採用しています。下記に北米の導入校(例)をご紹介します:
- コロンビア法科大学院(Columbia Law School)
コロンビア大学と共同で FOLIO を導入しており、システムの近代化を果たした法学図書館の仲間入りを果たしました。 - ゴールデンゲート大学(Golden Gate University)
最近 FOLIO に移行した小規模なロースクールです。FOLIO のプラットフォームが小規模な教育機関でも問題なく機能することを実証した好例です。 - ノートルダム大学(The University of Notre Dame)
最近 FOLIO が稼働を開始し、大規模な研究図書館でもオープンソースソリューションが受け入れられることを示しました。
「一流の研究型大学であるノートルダム大学と EBSCO 社の提携により、Hesburgh Libraries は知識へのアクセスを拡大し、世界中の研究コミュニティとより強力な協力関係を築くことができることでしょう」
「一流の研究型大学であるノートルダム大学と EBSCO 社の提携により、Hesburgh Libraries は知識へのアクセスを拡大し、世界中の研究コミュニティとより強力な協力関係を築くことができることでしょう」
FOLIO が専門図書館にぴったりな理由
独自のニーズを持つ図書館にとって、FOLIO が良い選択となる理由は次のとおりです:
- モジュール型の柔軟性:
必要な機能だけを選択して使用できます。ワークフロー、メタデータ、インターフェースをカスタマイズして、自館の所蔵や提供しているサービスに合わせて調整できます。 - プリント(紙)・デジタル両媒体のサポート:
つぎはぎのソリューションに頼らなくても、プリント(紙)とデジタルのリソースを 一元管理することができます。 - きめ細かなアクセス制御:
セキュアかつ柔軟な権限制御により、様々な利用者タイプとアクセスレベルの設定に対応します。 - 専任チームによる導入サポート:
弊社スタッフがデータの移行から研修まで一貫してサポートするため、図書館スタッフの皆様も安心して導入を進めて頂けます。 - 規模に合わせた拡張が可能:
単館であっても、複数の分館から構成されているシステムであっても、FOLIO はお客様とともに成長します。
コミュニティ主導のイノベーション オープンソースプラットフォームである FOLIO は、世界中の図書館からの意見を取り入れながら進化を続けています。皆様の声が、FOLIO の未来を形作るのです。
皆様の図書館に最適なシステムがあったなら、どんなことができるでしょう?
FOLIO は、「利用者を中心に考えたシステムを構築する」自由を皆様にご提供します。システムに合わせて運営を変える必要はありません。法学者、政策研究者、あるいは高度に専門化された学術分野を支援する場合でも、貴館のやるべきことを反映したプラットフォームが必要です。
“考えること”がスタートです
今すぐに答えを出す必要はありません。もしかしたら、まだ模索している段階かもしれませんし、次にすべきことを検討している段階かもしれません。それだけで十分です。皆様の準備が整ったときには、図書館員のコミュニティ、そして弊社のチームが喜んでお手伝いします。どうぞお気軽にご相談下さい。